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 「面接には大抵、お母さんと障がいを持つお子さんが2人で来られ、『この子を雇ってほしい』と言われます。お断りするとお母さんは深々と頭を下げ『わたしも一緒に働きますから』と言われます。それでもお断りすると『お給料も要りませんから』と言われるのです」(鈴木社長)

 当時30歳の鈴木社長はこの言葉が理解できず、「お金を稼ぐために働くのに、給料が要らないなんてこの人は何を言っているのだろう? このお母さんはおかしいのではないか?」と思っていたそうです。

 最初のお母さんだけだったら、その人がたまたまおかしなお母さんだったのかもしれません。ところがその後も障がい者の応募は続き、お母さんたちは同じようなことを言うのです。中には涙を溢れさせて懇願するお母さんもいました。

 お母さんたちの姿から「人はお金を稼ぐためだけに仕事をするのではなく、この世に生まれたからには自分の力を社会に生かしたい、役に立ちたい」という気持ちがあることを鈴木社長は知らされます。

 そして、彼らがなぜ京丸園に応募にくるのか鈴木社長は不思議に思い、福祉施設の人に話を聞きに行きました。すると、工業界では障がい者が働く場が無くなっていました。機械化や工場の海外移転が進み、部品検査などの仕事が無くなったからです。商業界でも、小売りや飲食の現場でも、障がい者の仕事は無くなっていました。チェーン店化が進み複数の仕事をシステム的にやらなければならないため、マニュアル通りに業務をこなすことが苦手な障がい者は、採用されにくいのです。

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日本の元気ダマ:障がい者とともに農業の在り方を変える、京丸園の取り組み (1/2) - ITmedia エグゼクティブ (via atomit)

(via tomoleoht)

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